子供相手のマジックショーを演じている方
いや、マジックに限りません。
ショーにも限りません。
このレクチャーノートには本当に子ども達を笑顔にする最良の方法が記されているのです。
本書の「はじめに」より
「おもしろくなる方法をひとに教えることができるか」といった議論があります。
私にはそりが可能かどうか分かりません。
もし、あなたが元来おもしろい人であれば、スタートが少し有利なのかもしれません。
しかし、子ども達をおもしろくさせるには、基本的なルールがあります。
(中略)
本書にあるテクニック(内容)は「シリアスリー・シリー」という本から抜粋していますが、改めて保育園や幼稚園の先生方のことを想像し、加筆しました。
現在私自身は、熱心なコメディマジシャンの皆さんにカンファレンスでコメディとマジック・テクニックを教えるのに世界中を旅しています。
(中略)
これらのテクニックをあなたの教室で是非試しててみてください。
きっとあなたの生徒たちを笑わせることができるでしょう。
もし、期待通りの反応が得られなければ、さまざまな言葉やジョークを試し続けてください。
一度コツをつかんだら、それは才能になります。
世界は笑いをもっと必要としています。
そして、皆さんが、この本を通じて、子ども達を笑わせる方法を学べることを願っています。
収録内容
はじめに
セクション1 おもしろいアイテム
1.特大なアイテム
2.普通にはないアイテム
3.コスチューム
4.ノイズ・メーカー
セクション2 おもしろい言葉
1.おもしろい言葉を言うこと
2.ふざけた名前
3.名前間違え
4.音違いの言葉
セクション3 おもしろいフレーズ
セクション4 不一致
1.言葉の不一致
2.物理的不一致
セクション5 ティーチャー・イン・トラブル
1.不器用さ
2.肉体的ケガ
3.なにかがうまくいかない
セクション6 見て!見えないよ!
セクション7 繰り返し
セクション8 楽しいことの集大成マジック
デビット・ケーン/プロフィールデビッド・ケーンはニューヨーク在住のキッズ・ショー専門マジシャン。「シリー・ビリー」のキャラクター名でニューヨーク中の子供たちに有名です。
20年を越えるキャリアのなかでブルース・スプリングスティーンやスーザン・サランドン、マイケル・J・フォックス、マドンナなど誰もが知っている多くの有名人たちをクライアントに持っています。
「子供向けエンターティナーの最高峰」としてニューヨークの主立った雑誌のほとんどで紹介され、ホワイトハウスを含めた世界中で演技をしています。
また「マジック誌」「ジニー誌」「MUM誌」の表紙にもなり、「マジック誌」では8年にわたってキッズマジックに関するコラムを連載。
本書は2013年9月20日にマジックコンベンション「マジックファンミーティング」のために特別に出版されたものになります。
日本語版のレクチャーノート(本)になります。