「彼ほどのメンタリストを私は見たことがない」 − ダイ・ヴァーノン
クロースアップ・メンタリズム。おそらく観客に対してもっとも直接的に関わることのできるエンターティメントで、これ以上のものはありません。「感情をゆさぶる現象」と「面白さ」の両立という困難な命題を、マックス・メイビンが見事なまでのデリケートな対応で実現しています。
このDVDでは少人数や1対1の状況で演じられるものを収録。プリ・ショーワークやサクラを使わず、現場で1人で活動するパフォーマー向けの素材であり、見事な錯覚と手法を使って驚くような現象を繰り出して見せます。
ニューヨーク・タイムズ紙が「読心術ショーをコンセプチュアル・アートにまで高めた」と評し、シカゴ・トリビューン紙が「面白いほどの深遠さ」と評した演技と長年秘密にされてきたその方法を、ユージン・バーガーとともに対談形式で解説。 【収録内容】
・シェイプ・アップ(初公開) ESPカードの中から1枚を予言として抜き出します。観客に残りのカードを1枚ずつ表向きに配ってもらい、好きなところで自由に止めてもらいます。そのカードが予言と一致します。
・チェンジリング 仕掛けの無い小銭を使ったシンプルな良品。観客が適当に取った小銭がいくらかを、メンタリストらしい手法で見事に当てます。
・ホーク タイトルに鳥の名を冠した手順のシリーズ。演者が後ろを向いているときに、2人の観客がカードを1枚ずつ選び、それを混ぜてしまいます。演者はカードを1枚ずつ配って好きなところで止めますが、それが1枚目のカード。2枚目も同じようにすると思いきや、ずばりそのカードを言って当ててしまいます。
・キー・トゥ・ザ・フューチャー 改案の良例とされる、クラシックマジック「セブン・キーズ・トゥ・ボルドペイド」のバリエーション。仕掛けの無いパッドロックと複数の鍵(うち1つだけが本物の鍵)を使うもの。観客の超能力が試されると同時に、メンタリストもその結果を予言してしまいます。
・アイソレーション 複数の仕掛けのない雑誌から1冊を観客に選んでもらいます。ランダムに開いたページのランダムに選ばれた文字を当ててしまいます。
・シンバランス(初公開) 仕掛けの無いESPカードをつかいます。2人が自由に1枚ずつカードを選びますが、ヒントがまるで無い状況から当ててしまいます。計算されつくした方法と巧妙な誘導で行う小品。
・ポジティブ・ネガティブ 空想上で好きなコインを1枚取り、それを弾いてどちらの面が出たか見てもらいます。その結果がすべて予言されている…。即席でかつどんな小物にも応用できます。
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