K-MAGICからの新製品『封筒とマジック』です。 日本では手に入りにくいサイズの封筒と冊子がセットになっています。
封筒はマジックによく使われる道具の1つです。特にメンタルマジックでは必須アイテムと言ってよいでしょう。
しかし、日本では小さいサイズの封筒がなかなか手に入りません。そこで封筒を特注するところから始めました。サイズ、紙の厚み、色などを検討し、何回も試作を重ね完成しました。
それぞれの封筒の大きさ、色にこだわりがあります。
また、ターベルコース・イン・マジックの第4巻に載っています『クレバー式封筒』は、封筒の手触りだけでノーマル封筒と区別ができる素晴らしい封筒でその応用範囲は無限で、ご存知の方も多いことだと思います。しかし、これまでそれに適した封筒を手にいれることはできませんでした。そこで、この封筒も封筒作成会社にお願いし作成してもらいました。
『封筒とマジック』には、以下の6種類計27枚の封筒が付属しています。
ノーマル封筒(茶色) サイズ 85×120 8枚 写真左下 ノーマル封筒(黒色) サイズ 70×100 8枚 写真右下 クレバー式封筒(黒色) サイズ 70×100 8枚 (ノーマル封筒(黒色)と見た目は区別がつきません) 仕切り付き2重封筒(茶色) サイズ 85×120 1枚 仕切り付き3重封筒(茶色) サイズ 85×120 1枚 フラップ無し2重封筒(黒色) サイズ 75×110 1枚 写真上
注 写真に写っていますカードは、封筒のサイズ比較のためで実際には付属していません。 一部自作する必要があります。
さらに、ギミック封筒の紹介、アイデア、作品を載せた冊子も作成しました。
ギミック封筒を以下の11種類紹介、解説しています。
◎仕切り付き2重封筒 ◎仕切り付き3重封筒 ◎フラップあり簡易2重封筒 ◎フラップあり2重封筒 ◎フラップなし2重封筒 ◎フラップなし3重封筒 ◎Marc Spelmann師の差し込み式封筒 ◎差し込み式封筒2 ◎2つの封筒の組み合わせ(ムリカ・ワレット式) ◎2つの封筒の組み合わせ(インデックス式) ◎クレバー式封筒
ご注意 一部自作の必要な封筒もあります。
マジックで封筒を使うときのアイデアも以下の11種類解説しています。
◎封筒に窓をあける1〜4 ◎封筒を区別する1〜3 ◎2重封筒の組み合わせ ◎カードをスイッチするための2重封筒 ◎封筒をスイッチする1〜2
また、封筒を使ったメンタルマジックを4作品作りました。
◎リーディング ◯現象 観客にデックを渡し演者は後ろを向きます。デックをカットしてもらった後、3人の観客にカードをそれぞれ1枚覚え封筒に入れてもらいます。さらに残りのカードはカードケースに入れてもらいます。封筒をよく混ぜてもらった後、演者は前を向きます。 観客に1枚の封筒を選んで中からカードを取り出してもらい、そのカードを3人の観客に見せ「あなたのカードですか?」と尋ねますが、観客全員に「いいえ」と答えてもらうことにします。しかし、演者は声の反応で誰のカードであるかを当ててしまいます。 残り2枚のカードに関しては、封筒に触れることなく(もちろん封筒の中を見ることなく)観客のカードを、1枚は筆跡鑑定を用いて、もう1枚は観客の心の中を読み取ってズバリ当てます。不可能なカード当てです。
◎トップデス ◯現象 デックを観客によくシャフルしてもらいます。前もってテーブルに置いていた封筒を取り上げます。その封筒には、1枚の紙が入っており、観客が混ぜたデックのトップのカードが予言してあります。すべての用具は改め可能です。
◎WESP ◯現象 演者は一枚の紙に予言を書いてテーブルに置きます。5種類のESPカードを見せて、1つのシンボルを選んで覚えてもらいます。5枚のESPカードを5枚の封筒にそれぞれ入れて、よく混ぜてもらいます。演者は封筒を受け取り、それを背後に回します。テーブルの上に1枚の封筒を置き、「この封筒からオーラのようなものを感じます。あなたが覚えたカードはこの中に入っていると思います。開いて見て下さい。」と言います。封筒からカードを取り出すと、観客が覚えたシンボルのカードです。さらにテーブルにある紙を見ると、そのシンボルが予言されています。(ESPカードがご用意下さい。)
◎マインド ◯現象 演者は3人の観客に、アルファベット、2桁の数字、好きな都市をそれぞれ名刺に書いて封筒に入れてもらいます。演者はこの3つの事柄を次々と当てます。いわゆるアネマンの『4次元のテレパシー』のバリエーションです。この作品では、フォースなしで演技が行えるように工夫しました。クロースアップからステージまであらゆる場所で演技可能な古典的名作をお楽しみ下さい。
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