はだかの王様
　荒井氏のオリジナルギャグカードで演じる、２つのトリックの解説です。
　カードは2種類でバイスクルポーカーサイズです。
　１つは簡単なアンビシャスカード現象のオチとして。
　もう１つはブランクカードで3段階に分けてキングを印刷する、オフセットカードの手順です。

プラステン
　まったく不可能な状況で起こる、一致現象とクライマックスです。
　デックの作り方から演じ方まで、詳しく解説してあります。
　このトリックは、デックでほかのトリックを行った後に演じます。
　デックを表向きに広げてよく示した後、お客様に2つに分けてもらい、お互いによくシャッフルします。
　2人で同時に上から1枚ずつ表向きにカードを配っていきます。
　お客様に好きなところで配るのをやめてもらい、次の3枚のカードを裏向きのままテーブルに置いてもらいます。
　演者もお客様が止めたところで配るのをやめて同じように5枚をテーブルに配ります。
　残りのカードをすべて片付けた後、お互いの5枚を交換し、その中から好きなカードを5枚の真ん中に表向きにします。
　（これは演者が後ろを向いてそれぞれに行います。）
　この2枚が見事に一致した後、クライマックスがお客様を襲います。
　
リング（指輪）とストラップ
　携帯電話のストラップと指輪で演じる、指輪とロープの手順です。
　お客様の想像もつかないギミックにより、この不可能現象が簡単に起こせます。
　また、違うタイプのギミックで行なう方法もあわせて解説しています。

レボリューションエーセス
　セットなしでいつでも演じられる、ツイスティングエーセスの手順です。　
　4枚のエースが1枚ずつ表向きになりますが、最後のスペードのエースだけがひっくり返りません。
　4枚をテーブルに広げると、エースは3枚だけで、スペードのエースは消えてしまいます。
　スペードのエースはデックの中央から表向きで現れます。
　手順中、エース以外の余分なカードは一切使わないため、一度覚えるといつでも演じられる、とても便利なトリックです。

特別付録　はだかの王様使用カード一式