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究極のジェミニコインボックス

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価格 : 3,465円（税込）
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新しいコインボックスです。
双子座生まれの作者が作った、双子のコインボックス、というコンセプト…つまりこれは、コインボックスを２個、同時に使用する演技・手順なのです。

コインボックスを複数使う手順というと、これはもちろん従来も存在します…が、その場合、通常「１個は隠して使う」、すなわち外見上は１個のボックスでマジックを演じているかのように見せかけて、実際には、ひそかにすりかえる、というパターンが普通でしょう。
しかし、この今回の「ジェミニコインボックス」の場合は、２つのボックスを観客の前にオープンに示して用いるところが、最大の特徴的な点といえます。

使用する用具は、コインボックスの「本体」（容器部分）が２個です（フタはありません）。
全く同形の２個が、ペアでセットのものとして、見ている観客の前に登場します。
ちなみに、このボックス、サイズは500円硬貨用で、それぞれに５枚ずつ入る大きさです。
そもそも、500円玉用のコインボックスって、あまり見かけませんよね？
日本で演じるには、それが一番実用的だと思うんですが、これが意外と珍しいのです。
実戦でも使いやすく、なおかつ、コレクションとしても大変魅力的な用具ではないでしょうか？

ボックスを２個使用する、という、そもそもの根底の着想からして斬新ですし、それを使って「何ができるか」という演技に関しても、６段構成の独創的な手順を新たに構築…さらに、基本技法にも徹底的な研究を加える等、従来と異なる工夫や新しい考え方が、随所にふんだんに取り入れられています。
トータルで言って、単なるコインボックスの一手順という話でなく、類例のない新しいマジックが誕生した、という印象すら持ちました。

出現・貫通・移動・増加・減少、そして意外なクライマックス…と、流れるように続く、本格的にして実用的な、６段構成の手順です。

まず第１段は「出現」…
２個の空っぽのコインボックスを改め、口と口を合わせて振ると…コインの音がします。
あけてみると、中から５枚の500円硬貨が出現します！

続く第２段の「貫通」…
片方の容器に５枚のコインを入れ、もう片方の容器を、その上にフタ代わりに伏せます。
そして、全体を、手の甲に載せて叩くと…なんと、コインが５枚とも、ボックスの底と手の甲を貫通して、テーブルに落ちてくるのです！

そして第３段、「移動」…
再度、片方の容器に５枚のコインを入れますが、それが、その容器の中でコツゼンと消失し、コインは、伏せてある、もう一方の容器から出現します。
すなわち、ボックスからボックスへと５枚の500円玉が瞬間移動したわけです。

第４段は「増加」ですね…
一方の容器に５枚のコインを入れて、その上に、口と口をあわせるように、もう一方の容器を伏せて重ねます。
この状態で、重ねた容器を軽く振ってから、中を見てみると…なんと、コインが倍増して、容器の空間いっぱいの10枚に増えているのです。
すなわち、コインが同調して倍加した、という増加現象です。

さらに第５段は、逆に「減少」現象です…
両方のボックスに満杯の、合計10枚のコインを、卓上の中央にジャラッと、左右同時にいっぺんにあけて出すと、なぜか奇妙なことに、コインは目の前で５枚に減少してしまいます。

そして最後にクライマックスとしては、意外な展開が…
となるのですが、この部分は、どうでしょう…実際に見る機会に、意外でもなんでもなくなってしまわないように、ここでは、あえて書かないでおきましょうか。

なお、クライマックスの後、最後に、用具を完全に手渡して調べてもらえるようになっています。

とにかく、コインマジックファンの方は、これは持ってると楽しいですよ…いろいろ遊べます。
こういうのを、必携品と言うんじゃないでしょうか。
手順の各パートの充実度もさることながら、全体の形としては、やはり２個のボックスを組み合わせるという発想の妙でしょう。
２つのボックスが織り成す、華麗なるコンビネーションプレイ…この２個を、あるときは分離して移動現象に用いたかと思えば、その次には片方をフタ代わりに使って一体化させて使ったり、その辺りの、融通無碍というか、変幻自在なところに、実に奥深いものを感じます。
もちろん、単体で使用したり、すりかえて使ったり、という別の応用も可能でしょう。
研究素材としても面白いと思いますので、研究家の方にも自信を持ってお勧めしたいですね。
ぜひ、世界で一つしかない、ご自分なりの手順を作って、できたら、ぜひ私たちにも教えてください！

解説ＤＶＤが付属しています。
 
 
 
 
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