1組のデックを1枚のカードで串刺しにする!
中央に切れ目のある奇妙なケースからデックを取り出し、開いて裏表を改めます。 1枚のカードを観客に撰んでもらい、ほかをケースに戻します。 残した1枚をケースの切れ目に挿し、貫通させます! ケースからデックを取り出して再び開いて見せますが、裏表とも異変ありません。 大胆な仕掛けを施したデックが、この強烈な現象を可能にしました。
独創的なアイディアで国内外の奇術愛好家を驚かせ続けてきたクリエイター、菅原茂のオリジナル新作。 考案者自らがひとつひとつ丁寧に手作りした道具で、今迄にない不思議をお愉しみ下さい。
内容:特殊デック、解説書 企画・製作:菅原茂
【菅原茂氏のプロフィール】 昭和24年8月29日生、岩手県出身。 小学5年生の頃にNHK「魔法の小箱」を観て奇術に興味を持ち、昭和39年にプロを目指して上京する迄、本により独習。 昭和40年 松旭斎天洋に出会い、教えを受けながら数々の舞台を踏み、また百貨店のディーラーを経験する。 昭和44年 株式会社テンヨー(当時は株式会社天洋)製品開発課所属、オリジナルの開発に励む。 昭和49年 同じくテンヨーの近藤博氏とともに渡米、全米のマジックショップを視察する。 昭和53年 第10回石田天海賞受賞。 シースルーカード(昭和51年)、スクイズプレー(昭和52年)、アルファトンネル(昭和59年)、ノット・ファンタジー(昭和61年)、クリスタルボックス(平成6年)、フォーチュンドーナツ(平成19年)等を考案、商品化。 ダイナミックコイン(昭和50年、近藤博氏と共同開発)、サイキックペン(平成15年、新機構考案)等、テンヨーより発売されたほぼ総ての奇術関連製品開発に携わる。 アイディアを商品にする為に必要な図面化作業も担い、数多くの設計を手掛けた。 平成19年 株式会社テンヨーを退社。
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