本書に解説した方法は、ポケットリング(シングルリング3本、ダブルリング、キーリング1本)を用いて行う方法であるが最後に全てのリングを手渡せるというところが魅力である。
しかも、クロースアップにしても効果があるし、ステージでも行えるし、非常に実用的な奇術である。
ドウラティ著
チャイニーズ・リングの奇術は奇術のレパートリーのなかで特権的な地位を占めている。
それはさまざまな年代層の観客の好奇心をそそり続けている。
しかし、なぜそれを舞台やサロンで見せるだけなのだろう。
ボケットに入れて持ち歩くことができ、その場で即興的に演じることのできる小さなリングもあるのである。
私の述べるルーティンは,最もすぐれた専門家の用いている技法をポケット・リング向きに直したものによって構成されている。
(訳注:ふつうのリングでも行うことができる。これは,本書の終りに述べてある)
各技法のつながりは、動作がスムーズに行なわれ、不思議さの印象を与えるように考えられている。
キー・リングはルーティン中にひそかに交換し、すべてのリングを、演技の終わりに観客に手渡してあらためられるようになっている。
※貴重な絶版ノートです。
在庫がなくなり次第、販売終了となります。
|