松田道弘編 A5判 272頁
第1部 クラシック・マジックのアイディア 1 意外性をつくりだすマキャベリズム――トリックはプレゼンテーション ソルト・シェーカーの消失の意外性
2 ひとり二役の原理をすりかえに用いたサトルティ――ハン・ピン・チェン・ムーブ オリジナル・ハン・ピン・チェン・ムーブ ダイ・バーノンの工夫「チャイニーズ・クラシック」 近代的なハン・ピン・チェン・ムーブ
3 かえ玉によるアリバイ工作――ツー・イン・ザ・ハンド・アンド・ワン・イン・ザ・ポケット 客に知らせないエキストラ・ボールの原理 ツー・イン・ザ・ハンド・アンド・ワン・イン・ザ・ポケットのやり方
4 アイディアの組み合わせが新しい効果を生む――モーラのボール・アンド・ネット ブドウを頭から打ち込んで口から出す ボール・アンド・ネットの原理 ボール・アンド・ネットのプロップ モーラ独自の技法 ポップアップ・ムーブ モーラ独自の技法 ドロップ・バニッシュ サイレント・モーラのボールとネットの手順 バーノンのスリー・ボール・トランス・ポジションの概略 モーラのボールのショート・バージョン
5 ミスディレクションという心理作戦――紙玉のコメディを演出する ペーパー・ボールの消失 スライディーニの基本アイディア いくつかのバイプレイ 演出上の問題点
6 不可能を可能にみせるあべこべ発想――ロープ切りのサトルティ 復活現象とその歴史 ロープ切りの原理別分類 エドワード・ビクターのロープ切り アイディアはコンビネーション ロープ切りトリックQ&A
7 非常識の活性化――ギャンブリング・デモンストレーション テン・カード・ポーカー・ディール テン・カード・ディールのしくみ テン・カード・ディールの手順構成 テン・カード・ディールの演出 演出上のヒント テン・カード・ポーカー・ディール私の工夫 ラリイ・ジェニングスのフューチャー・ギャンブラー
第2部 クラシック・マジック・セミナー 1 カード・アクロスとよばれるトリック カード・アクロスのオリジナル・フォーム カード・アクロスの秘密 ポンサンのオリジナル ロベール・ウーダンの革命的な近代化手順 エリス・スタンヨンのサブトラクション方式 パームしなくてもいいライプチッヒのやり方 Zensのポケット・トゥ・ポケット アル・ベーカーのレッド・ブラック・トランスポジション ジム・ライアンのスリー・カード・アクロス カード・アクロスの演出 まとめ
2 スポンジ・ボール スポンジ・ボールの特性 スポンジ・ボール その人気の秘密 スポンジボールの基本技法フェイク・パス ラッピングによる消失法 サムチップを使ったボールの消失法 ロジャー・クラウスの奇術師むきのトリック ボールを客ににぎらせるテクニック スポンジ・ボールのポップ・アップ・ムーブ ルーティーン スポンジ・ボール・トリックのオープニング パース・フレームからの出現 ボールをふたつに切りわける ワン・トゥ・テン・カウント スポンジ・ボール・トリックのクライマックス マーク・リベリッジの手順 アルバート・ゴッシュマンの手順 コザクのルーティーン 演出上の注意点 スポンジ・トリックのQ&A
3カップと玉 カップと玉の道具 ボール・バニッシュについて 私のフェイク・パス 私案 カップと玉のイントロダクション
4コイン・スルー・ザ・テーブル 私のコイン・スルー・ザ・テーブル 赤松洋一氏のコイン・スルー・ザ・テーブル論考
第3部 クラシック・マジックの近代的ルーティーン 高木重朗氏のふたつのルーティン
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