新鋭クリエイターが放つ 大人の風格漂う意欲作
こんにちは。 A Study In Secretsの新沼研です。
クリエイター養成講座出身のクリエイター、David Yoshida氏をご紹介します。
David Yoshida氏は、オムニバス作品集「The Secrets II」で発表処女作とは思えない非凡な作品「Old Maid」を発表し、デビューを果たした気鋭のクリエイターです。
初めての作品を作り上げてから、わずか数か月のうちに、マジシャンも舌を巻く完成度の高い作品を次々と生み出し、その創作力は留まるところを知りません。
Yoshida氏の作品の特徴は、それだけでは無味乾燥な原理やギミックに、観客が親しみやすいテーマを絶妙に絡め、誰もが楽しめるエンターテイメント作品に仕上げられている点です。
「Dream Tour」はどこで演じても喜ばれ、さらにマニアでも大いに研究しがいのある、奥深い作品です。
全てのマジシャンに自信を持っておすすめいたします。
新沼 研 |
<現象>
あなた(=マジシャン)は、景品が入っている封筒を見せながら、「Dream Tour」への参加者を募ります。
世界の名所が描かれた25枚のカードで5つの山を作り、観客に良く切り混ぜてもらいます。その中からひとつの山を選んでいただき、そのトップカードに描かれた名所を覚えてもらいます。
世界を旅するように、観客とあなたが交互に5つの山を操作(山を重ねては、配り直す)して、観客の選んだカードを良く混ぜてしまいます。そして、最後に配った5つの山の中から、ひとつが選ばれます。
この山に選んだカードがあれば景品を差し上げます・・・ということで、5枚のカードを順番に表向きにしていきます。しかし、4枚のカードをひっくり返しても観客の選んだ名所カードは出てきません。いよいよ最後の1枚となり、これを表向きにすると、観客の選んだ名所カードが出現し、大当たりとなります!
景品の封筒を手渡して中身を確認してもらうと、中から航空券が出てきます。そこに書かれた行き先を見てみると、観客が選んだ名所ではなく、その名所が含まれるエリア(ヨーロッパ等)行きの航空券です。
国名がピタリと当てられているわけではないので、観客は少しもやもやした気持ちになります。
これを払拭するため、あなたはマジカル・ジェスチャーを行い、残りの4つの山のトップカードをひっくり返します。すると、航空券のエリアに含まれる残り4つの名所が出現します!
そう、「Dream Tour」への出発です。
限定生産
特別にデザインされた
お洒落な小道具たち
「Dream Tour」には、下記の小道具が付属します。
●「Dream Tour Deck」(特注印刷 エンボス加工済 25枚+α)
「Dream Tour」を演じるために作成された、特注のカードです。
何度も試作デザインを作っては議論を交わし、裏表共に細部までこだわり抜いて作り上げました。
そのデザインへのこだわりは、A Study In Secrets作品の中で最高レベルと言っても過言ではありません。
「Dream Tour」を演じるために最適なデザインであることは勿論、観光名所や旅行をテーマにしたメンタル・マジックを演じるのに最適です。
「Dream Tour Deck」は、5つのエリア(ヨーロッパ、中東、アジア、北アメリカ、南アメリカ)の地名がそれぞれ5枚ずつ、合計25種類の地名で構成されています。
この25枚の構成により、5種類×5枚=25枚のESPカードで演じるルーティーンを応用し、独自の手順を容易に作ることができるようになっています。
自分でマジックを工夫したい方にとってはまたとない素材です。
●「Dream Tour Ticket」(予言用、5枚)
初めて「Dream Tour」を見たとき、思わず「これ欲しい!」と叫んでしまったのが、予言用の「エアライン・チケット」です。
本物の航空券そっくりのイミテーションが、各エリアの予言用として付属します。
こんなお洒落な予言道具はめったにありません。
観客も思わず、「Dream Tour」の世界観に惹き込まれることでしょう。
●「封筒」各種
「Dream Tour Deck」「Dream Tour Ticket」を入れておくのに、最適な洒落た洋封筒が付属しています。
誰でもどこでも
盛り上がれる
大人のエンターテイメント作品
「Dream Tour」は「旅行」をテーマとした、上品な大人のエンターテイメント作品に仕上がっています。
マジックをエンターテイメントとして演じる上で「テーマ」は非常に大切です。
カードマジックにテーマを設けることは可能ですが、終始一貫して一つのテーマに観客を惹きこめる作品は多くありません。
「Dream Tour」は、カード、予言、手順全てにおいて、一貫して「旅行」というテーマを貫いています。
カードを取り出すだけで「かわいいね!」と声が上がり、旅行チケットが当たる瞬間、みんなでドキドキして、ラスト、予想外のクライマックスに思わず拍手が沸き起こります。
老若男女楽しめる「旅行」というテーマで、大いに盛り上がってください。
勿論、しっかり不思議です。予想外のラストに、マジシャンでさえ思わず声を上げるでしょう。
コロンブスの卵!
簡単かつ奥深い
「スクエア・コントロール」
Dream Tourは、古くから研究されてきたある原理を応用した、非常に簡単なトリックです。
一つ告白すると、「Dream Tour」を初めて見たとき、私はまんまと引っかかりました。
正に“コロンブスの卵”ともいうべき、発想の転換です。
Yoshida氏は、「Dream Tour」で用いられている原理を「スクエア・コントロール」として、詳細にNotesにまとめ上げました。
「スクエア・コントロール」は、研究しがいのある、応用範囲の広いテーマです。
「スクエア・コントロール」の項を読むだけで、あなたは、一つの偉大な原理に対する大きな研究の成果を得ることが出来ます。
“「不思議さ・楽しさ・カッコ良さ」が三位一体となったユニークな作品です。研究材料としても一級品。全てのマジシャンにお勧めします。”
新沼 研
“参加していただく方々が楽しめるように、そして演じるあなた自身も楽しめるようにとの想いを込めました。楽しいマジックのひと時をお過ごしいただけたら、嬉しく思います。”
David Yoshida
<200セット完全限定生産>
・「Dream Tour Deck」(特注印刷 エンボス加工済 25枚+α)
・「Dream Tour Ticket」(予言用、5枚)
・封筒各種(上記、Deck及びTicket用)
・解説書ブックレット(A5、47ページ) 一冊
※写真内のダイアリーおよび地球儀は付属しません |