スエードの袋と、ネジ式のキャップでふたがしてあるしてある真鍮製のチューブを観客に手渡します。
袋の中には真鍮製の棒が5本入っています。
棒の端には1〜5本の溝が刻みこまれていて、その溝の本数が、それぞれの棒の番号になります。
観客に以下の事を演者にわからないように行ってもらいます。
まず、袋の中から一本の棒を自由に選び出し、何番の棒か覚えてから、その棒をチューブに入れてキャップでフタをしてもらいます。
そして、袋の方は閉じてしまい、どの棒がチューブに入れられたのか演者にはわからないようにしてもらいます。
その間演者は後ろ向きになるか、あるいは部屋の外に出てしまっています。
それにもかかわらず、演者はチューブを受け取ると、中に入っているのがどの棒であるか言い当ててしまうのです。
特筆すべき点として・・・ほかに余計な道具を使ったり、何かを後で取り外して隠したり・・・といった必要はありません。
観客に何を質問せずに当てることができ、磁石を使わず、覗き見したり、何かの音を判別したり・・・ということもありません。
重さでわかるわけではありません。
すべては用具自体に隠された巧妙な仕掛けによって行われます。
商品は用具一式(袋付き)、英語/日本語の解説書になります。
|