小さなピルケース(直径35mm・高さ15mmの携帯用薬入れ)に入った黄色い大きな錠剤(直径18mm)を見せます。 そして、これは、「アッパー」という特別な薬で、鬱(ウツ)状態を直す時に使う薬だと説明し、これを飲みます。 すると、薬が効いて急に陽気になります。 次に再びケースを開けると中にはピンクの薬が出現しています。 このピンクの薬は気持ちを落ち着かせるために使う「ダウナー」という薬だと説明し、これも飲んでしまいます。 すると、今度は陰気になってしまいます。 そこで、またまたケースを開けると何と再び黄色い薬が出現しているのです。 このように、いくら飲んでもケースの中には黄色とピンクの薬が交互にいくらでも出てきます。 最後はケースの中から「STOP!」(もう、止めなさい!)と書かれたメッセージが現われます。
錠剤とケースは巧妙なギミックになっていて、さも錠剤を飲んだかのように見せることができるのです。 |