同じセットが大活躍!?実用性抜群の多目的型パケット!
ワンユニット、1つの「用具」で3手順、プラスアルファ!
パケットトリックを、ボーナスルーティンを含めて4手順解説した、野島伸幸オリジナルDVD!
特徴は、ある1つの基本的なパケット構成を使って、それで 「何が可能か」「どこまでできるか」「どんな現象が考えられるか」「どう手順を発展させられるか」 …等を追求した点。 枠が限定された中でのチャレンジ、という、詰め将棋にも似たコンセプトで練り上げた手順集です。
必要なパケットは、用具として添付されています(パケットケースも付属)。 たった数枚のカード、それだけです…どの手順でも、他には何も必要としません。 これは、創作面の面白さが楽しめるのみならず、実用的な意味でも大変便利。 なにせ、この1編成を持ち歩くだけで、状況や気分に応じて、いろいろな手順が演じられるのです。
1つの構成で演じているとは思えないほど、それぞれバラエティに富んだマジックに仕上がっています。 用具としては「これだけ」で、ここまで世界が広がるのか、という体験。 野島伸幸による手順構成の妙を、ぜひお楽しみください。
皆様も、このカード構成をいろいろと触っていると、独自の使い方を思い付かれるかも知れませんね。 クリエーター志向の方にもオススメいたします。
■1・Disappearance フォーオブアカインド(同数字の4枚)のフェースが、1枚ずつ消えて真っ白になっていきます。 4枚とも印刷が消えてしまった…と思った瞬間に、すべてが元に戻ります。 ビジュアル性が高く、またシンプルなだけに余韻を感じさせる作品です。
■2・OMC 表の白いカード4枚を観客に示し、2枚を表向き、2枚を裏向きにして交互に組み合わせます。 おまじないをかけて広げると、表2枚と裏2枚が分離しています(オイル&ウォーター)。 この現象を繰り返した後、表の1枚を取りよけて、残り3枚で表向きのカードの位置を当ててもらいますが… いつの間にか移動していたり、3枚とも裏を向いていたりします(スリーカードモンテ)。 最後に、4枚の表にすべて印刷が現れてトランプに変化してしまいます(フェースのカラーチェンジ)。 盛り沢山の連続ルーティン。
■3・Crazy Print 表の白いカード4枚を観客に示します。 おまじないをかけると、1枚ずつ順に、2枚の黒いマークのカードが印刷されていきます。 次の瞬間、その2枚は突然、赤いマークのカードに変わってしまいます。 その2枚をよけ、残りの白いカードも印刷しようとすると、また赤いカードが現れます。 テーブルの2枚を見ると、こちらが黒いカードになっていて、フォーオブアカインドが揃います。 基本的な印刷現象の流れの中に予想外の「変化」や「交換」を織り込んだ波瀾万丈の手順。
■4・Printing(ボーナス) 上記Crazy Printの母体となった南部信昭の手順を紹介します。 1枚ずつ順にカードが印刷されていくシンプルで分かりやすい手順です。 |