引いてもらったカードが、全く見ないでも分かってしまう特殊デック! カードのマーキングが、自分のカードと次のカードと2つある、セット(S)アップ(U)・マークド(M)・デックです!
ある順番に(全くランダムです)セット(スタック)されたデックで、それぞれのカードには、自分のカードのマークだけでなく、相手が引いて持っているカードのマーキングまでもがされています。 それぞれのカードのマークは、別売の「フェニックス・マークド・デック」でおなじみの、完全にバックデザインに溶け込んだものとなっています。 スタック・デックですが、計算・記憶不要で、即次のカードの名前が分かってしまいます。 解説書には、このデックを使用した素晴らしい手順が解説されています。
<手順1:S.U.M.> ロイ・ジョンソン氏の四段階にわたって演じられる、徐々に不思議さが増してくる素晴らしい手順です。 第一段: デックをカットしてもらい、見て覚えたカードを、観客の心を読み取る演出で、当ててしまいます! 第二段: 『もう少し難しくしてみましょう』と言って、ここから演者は顔を横に向けて一切手元(カード)を見ないようにします。 それでも、同様にデックをカットして、見て覚えたカードを、観客の心を読み取る演出で、当ててしまいます! 第三段: 『時々、これでも本当は見ているのではと疑われる方が居られますので、もっと厳しい試験条件下で行なってみましょう』と言って、演者は後ろ向きになり、両手を後ろに回した状態で上記の演技を行います。 観客が覚えたら、デックはケースに入れられます。 この間、ずっと演者は後ろ向き、両手は体の後ろです。 全くカードを見る機会はありません。それでも当ててしまいます! 最終段: 今度はデックを観客に持ってもらい、両手を後ろに回したまま、カードを1枚取って、見ないでそのままポケットにしまってもらいます。 もう1枚は裏向きにしてデックの中に入れてもらいます。最後にカードを1枚そのまま体の後ろに持っていてもらいます。 この手順のクライマックスです。まず、観客の後ろに持っているカードを当てます。 次にポケットの中のカードを当ててしまいます。最後にデックの中のカードも当ててしまいます!
<手順2:The Whispering Joker> マーチン・ルイス氏の上記S.U.M.手順と似ていますが、ジョーカがささやいて教えてくれるというユニークな演出になっています。 全ての観客が行なう動作はスカーフで覆われて全く見えない状態です。
<手順3:Three Card Mentalism> コディ・フィッシャー氏の3人の観客が覚えているカードを次々と透視していく手順です。3人目の観客に対しては、彼が持っている数枚のカード全てを透視して言い当ててしまいます! この手順では、<観客がデックをシャッフルしていること、心に思ったカードであること、演者は一切カードに手を触れていない>ことを強調しておくことで、さらに効果的な手順となります。
<手順4:Sellers Speller by Tom Sellers> トム・セラーズ氏のコミカルな手順です。カードを演者と観客とで配っていきますが、いつも観客は思うようにいきません。
<手順5:Premier Book Test> アネマン氏のブックテストがこのS.U.M.デックを使うことで、さらに不思議なものとなっています。 自由に選んだカードを使って本のページ数と覚える単語を決めてもらいます。それを見事予知してしまいます。 観客が覚える前に予知できる素晴らしい手順です。全くスタックデック、マークドデックを使っているとは思えない不思議な手順です。 もう一つ、「ポーカーディール」という手順があります。 シャフルをしながらポーカーの手を配っていき、ディーラにはロイヤルフラッシュの手になるという手順ですが、数理的なものなのと、少し手順が複雑なので、申し訳ありませんが日本語解説からは割愛しております。 ● 素晴らしい特製デックと、価値ある手順解説をお楽しみください。
商品 特製フェニックス・デック(赤裏) 英文説明書 日本語説明書
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