演者は黒いハンカチに包まれた３枚のカード(１枚は絵札、２枚は字札)を取り出し、２人の観客にハンカチの隅を持って広げてもらい、即席のテーブルを作ります。
演者は３枚の裏と表を観客に見せた後、３枚をシャッフルします。
観客が目で追える程度の速さでシャッフルしているにもかかわらず、観客は３枚のカードのうち、絵札を当てることができないのです。
この現象がもう一度繰り返されます。
次はもっと分かりやすくするために、と言ってカードを１枚減らします。
しかし、それでも観客は絵札がどちらなのか当てることができません。
最後は絵札を卓上に置き、この１枚しかないカードをシャッフル(?)します。
ところが、このカードは観客の見ている目の前で別のカードに変化してしまうのです。