「浪曲奇術」でおなじみの布目貫一師の演出による作品です。
マジシャンは3つ重ねた紙コップを取り上げ、コップの中に入っているシルクを取り除き、コップの中に何も無いことを見せます。
そして、重ねたままのコップに水を注ぎ込みます。
1番上に重ねたコップを抜き取って中を見ると、アレ、コップには底がありません。
これを伏せてテーブルに置き、次に1番下のコップを抜き取り、中を見せます。
これには底がありますが水は入っていません。これもテーブルに伏せて置きます。
さあ、最後の真ん中のコップです。
お客様は当然そのコップに水が入っていると思います。
そこで、先程のシルクをコップの中に入れて、コップの底から息を吹きかけるとシルクが空中に吹き上がります。
そこで、コップの中を見ると、ナント、これも底無しコップなのです。
はて?水はどこに消えてしまったのでしょう。
底抜けの紙コップとシルクを絡めることで、単純な水の消失が1つの素晴らしい演出になりました。
(約22cm角シルク・特製ウォンド付き)
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