マジシャンは8枚の異なった動物の描かれたカード(15cm×9.7cm)を、2人のお客様に4枚ずつ持ってもらいます。
各々よく混ぜてから4枚のカードを半分に切り離してそれぞれを重ね、3枚を交換します。
交換した3枚は手元のカードの間に混ぜ、1枚のカードを脇に除けておきます。
そこで、2人に1から6までの好きな数を言ってもらい(サイコロを振って出た目の数でもよい)、その数だけカードを配ります。
残ったカードと配ったカードを一緒にして、1枚おきにカードをテーブルに置いていきます。
すると、2人とも最後に残った1枚が、除けておいた1枚の動物の絵と一致するのです。
そして、残ったカードは全て異なった動物の半分のカードです。
奇術研究家の植木將一氏の手順を、子供でもわかりやすい動物カードで演じる、自動的にできてしまうやさしいトリックです。
このマジックは全てお客様が行い、2人に限らず、4人でも6人でも偶数の人数なら2人ずつペアになっていっしょに演じられます。
(1回に8枚の消耗品で、10回分セット。カードは切り離して使用します。)
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