あのレベルのマジック、まだまだあります
2014年10月に発売した「インスクリュータブル:レッド」は発売一ヶ月を待たずして、年間売上の上位に食い込む人気を見せてくれました。そちらをご覧になった方はおわかりの通り、ジョセフ・バリーのマジックには不思議さと演技の巧妙さが高いレベルで融合されています。あのレベルのマジックをもっと見たいですか?この「ブルー」にはそれがさらに12種類(プラス、いくつかのテクニック)が収録されています!
何気なさ、大胆さ、シンプルさ
マジシャン側から見た彼のマジックの魅力は、何気なさ、大胆さそしてシンプルさでしょう。解説を見ると「こんな単純なことを堂々とやっていたの!?」と驚く場面が少なくありません。つまり指先の器用さに頼らない構造と、それを可能にするオフビートの使い方がとても上手いのです。特に様々なことを可能にするオフビートの実例がまとまって収録されているDVDは、今までも数少なかったように思います。ジョセフ・バリーのマジックと演技には、あなたの演技をより不思議にする素材がぎっしり詰まっています。
著名マジシャンにこれだけのことを言わせる才能
「今まで見た中で最良のカードマジックの一つだ。完璧な不思議さは我々を唖然とさせ、インスピレーションをもたらしてくれる」 - ダニエル・マディソン
「アラカザンのドアを誰かがくぐってくるとき、その人に特別なものを感じることが時々あります。ジョーが最初にマジックを見せてくれたとき、私は完全に引っかかったのです!彼のマジックはとてつもなく不思議で、演出も面白く、何よりも良いことに普通の人間にも達成可能なものなのです。私は、ジョセフ・バリーの素晴らしいマジックを紹介できることを誇りに思います」 - ピーター・ナルディ
「ジョセフ・バリーはカードの世界において、興奮をもたらす新たなる才能の持ち主だ。一般の人たちにどう見えるか考え抜いたうえで独自の技法と大胆な手法を組み合わせている。実際に見てみるまではこれがどれほどのものか、分からないだろう。そして、見ると騙されるのだ」 - ジャスティン・ハイアム
「私はコンベンションでジョセフ・バリーと出会い、そのカードマジックに度肝を抜かれた。彼のマジックはダイレクトでシンプルで、明快だ。毎週ごとに他のマジシャンたちにジョーを紹介しては、彼らが何度も何度も引っかけられる様子を見るのが私の楽しみだった。彼の、タネが追え無いどころか怪しい点すらまったくない演技は、あのアードネスでさえも誇りに思わせるだろう」 - クエンティン・レイノルズ
注意:「インスクリュータブル:ブルー」はオリジナル版「Inscrutable ディスク2」を翻訳したものです。オリジナル版「Inscrutable ディスク1」は「インスクリュータブル:レッド」として好評発売中。
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LLLピーク
マジシャンが無造作に配っていくカード。観客が好きなところでストップしたところの2枚を見てもらいますが、マジシャンはそれを即座に言い当てます。
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センターディール
「センターディールの実演をする」と言ってやってみせ、最後には観客の指定した数字のカード4枚も出してしまいます。実際には簡単な方法を使い、センターディールをやったかのように見せる演出。
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スタンダップ・ロイヤルフラッシュ / エース・セレクション
4人の観客+マジシャンが無造作に作った5つのパイルのトップがロイヤルフラッシュになっています。そのパケットを集めて混ぜ、観客に1枚ずつ取って貰いますが、今度はそれが全てエースになっています。
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ジャズ・ギャンブリング・デモ
ギャンブルテクニックの実演をすると言いながら、エース4枚をディールしたり、まぜたはずのデックから同スートのカードが13枚すべて順番に出します。観客の思い込みを利用し、すべて単純な方法で実現しています。
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フォー・ストップ
観客が配り、好きなところで止めたカード。その数字の他のカードを一瞬で抜き出します。これをシャッフルしたデックで行います。ジョセフ・バリーがオープナーとして演じているペット・トリック。巧妙です。
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フェア・ディール
シャッフルしたデックを使います。公明正大にポーカーをやりますが、マジシャンはフォー・エースで必ず勝ちます。
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アウト・オブ・ディス・ワールド
観客にカードを配ってもらい、山を二つ作ってもらいますが、それが赤と黒で綺麗に分かれています。観客自身が混ぜて配るアウト・オブ・ディス・ワールド。
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バリューズ
観客二人が無造作に選び、デックに戻したカード。選んだ数字の枚数目から、それぞれのカードが出てきます。
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マッチング・ザ・ポーカー・ハンド
観客に1枚引いてもらいます。マジシャンが適当に出した4枚のカードのうち、3枚が観客の引いたカードの数字になっています。その後、その5枚が一瞬でロイヤル・ストレート・フラッシュに変化。
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メモリー・ポーカー
観客自身が自由に配ったポーカーの手の中から、1枚を憶えてもらいます。マジシャンはノーヒントでそのカードを当て、それだけでなくそのカードを使ったストレート・フラッシュも出してしまいます。
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スペクテーター・ポーカー・ディーラー
観客自身にデックを混ぜてもらい、ポーカーの手を配ってもらいます。それでもマジシャンはフォー・エースを揃えて勝ってしまいます。
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メンタル・セレクション
観客に自分でデックを広げてもらい、好きなカードを1枚見て憶えてもらいます。そのカードをスライハンドを使い、当てます。
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ストリップアウト・テーブル・ファロー
テーブル上でファロー・シャッフルをしてからかみ合わせたパケットをストリップアウトする方法を解説。
- その他にもテーブル上と空中で、リフル・シャッフルを行って二つのパケットを完全に一枚ずつかみ合わせる方法も解説。
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